2026年9月18日、Apple Watch Series 12がいよいよ発売。
アップルウォッチを新しくするなら、ひとつ前のSeries 11との違いが気になるところ。
シリーズ12で最も注目したい機能は、周囲の音や会話をそっと支えてくれるAudio Intelligence、その日の調子を数字で教えてくれる健康管理機能、そして朝の支度中に済んでしまう急速充電の3つ。
今回は、働く毎日のどんな場面で違いを実感できそうか、Apple公式情報をもとに見ていきます。
情報確認日:2026年9月15日
まずはここをチェック。Series 11とSeries 12の主な違い
| 比較項目 |
Series 11 |
Series 12 |
|---|---|---|
| 価格 | 64,800円〜 | 71,800円〜 |
| チップ | S10 | S11 |
| 心拍センサー | 第3世代の光学式心拍センサーなど | 新しいヘルスセンシングシステム |
| 準備度スコア | 非対応 | 対応 |
| Audio Intelligence | 非対応 | 対応 ※一部機能は提供予定 |
| 通常使用の電池持ち | 最大24時間 | 最大24時間 |
| 15分充電後の通常使用 | 最大8時間 | 最大12時間 |
| 前面ガラス(アルミモデル) | Ion-X | Ceramic Shield 2 |
※価格は各モデル発表時のApple公式価格です。Series 11の現在の販売価格・在庫は販売店でご確認ください。バッテリー・充電の数値はAppleの試験条件によるもので、使い方や充電機器などで変わります。
表で見ると、電池持ちや基本の使い心地は両モデルとも変わらず。
差が出るのは音と体調と充電の速さ。
ここからは、気になる新機能を見ていきます。
オーディオインテリジェンスで、手首の使い方がひとつ増える
今回の発表で特に気になるのがAudio Intelligence。
周囲の音や会話を捉えて、気づきや記憶を助けてくれる機能群。
Series 11にはなく、Series 12とUltra 4のみ対応の機能です。

01 ライブ早戻し
教えてもらった道順、早口のメニュー、おすすめの映画や本の話題。
そんなときに頼れそうなのがLive Rewind(ライブ早戻し)。
Digital Crownを2回押すと、直前15秒間に話された内容がテキストで表示されます。
聞き慣れない単語も目で確認できて、残しておきたい部分はSiriアプリに保存も可能。
「もう一度お願いします」を言わずに済む場面が、少し増えるかもしれません。
02 Siri Recap
打ち合わせのあと、結局何が決まったっけ?と振り返るシーン、意外と多いもの。
Siri Recapは、有効にしておくと会話のタイトルや要点をSiriアプリにまとめてくれる便利機能です。
作成されるのは記憶を呼び起こすための簡潔な要約。1日の全てを記録させることも、時間を決めて記録することも可能。
大事な情報はアップルには送信されず端末のみに保存されます。
03 サウンド認識
サウンド認識は、ドアベルやアラーム、赤ちゃんの泣き声など重要な音を検知して通知してくれる機能。
音が聞こえにくい方にとってはもちろん、iPhoneを別の部屋に置いたまま家事や作業に集中しているときにも、生活の中の大切な音に気づく手助けになります。
04 Shazam
仕事の合間に入ったカフェで、ふと耳に残った一曲。Series 12では、Audio Intelligenceを活用したShazamが曲をすばやく認識し、曲名とアーティスト名をスマートスタックに表示します。
iPhoneを取り出すまでもなく手首で確認できるので、帰りの電車で聴き返す小さな楽しみに。
いずれの機能も、使うかどうかは自分で選べます。
なお、AppleによるとAudio Intelligenceは音声録音ファイルを作成・保存せず、プライバシーに配慮して処理する設計とのことなので、仕事でも安心して使えます。
日本語対応と提供時期について
※Siri AIは2026年10月に日本語対応予定です。一方、Audio Intelligenceのライブ早戻しとSiri Recapは、2026年内に英語のベータ版を提供予定で、日本語の提供時期は案内されていません。
※ライブ早戻しとSiri Recapには、Appleが指定する対応iPhoneとApple Intelligence、Siri AIも必要です。iPhone 16以降の対象モデルが案内されていますが、iPhone 16eは対象に含まれません。
健康管理と充電にも、買い替えの理由がある

05 今日のコンディションを数値で教えてくれる。
Series 12は、心拍数を一日を通して5秒間隔で測定。より高精度に体調管理をサポート。
さらに新しい準備度スコアは、睡眠や活動などのデータから、その日の身体の状態を数値で表示してくれます。
仕事のあとにしっかり走るか、今日はストレッチだけにしておくか。
気合いではなく数字で決められるのは、忙しい日々を続けていくうえで案外ありがたいポイント。

06 15分で一日分をチャージ
ふだんの電池持ちは、両モデルとも最大24時間で変わりません。
差が出るのは急いでいるとき。
Series 12は15分の充電で最大12時間使えるので、朝の支度中に充電器にのせておけば、夕方まで十分に持つ計算に。
「充電し忘れた!」という日でも慌てなくて済むのは、地味だけれど毎日効いてくる進化です。

結局、自分の使い方ならどちらを選ぶ?
Series 12を選びたいのは、新しい健康管理機能やAudio Intelligenceを暮らしに取り入れたい方。
とくに会話を振り返る機能に心が動くタイパ重視のビジネスマンには刺さる機能。普段の約束やメモを取り忘れたなどが心配な方にもおすすめです。
Series 11も、通知の確認、Apple Pay、運動や睡眠の記録が中心ならまだまだ現役。
Series 12との実売価格の差が大きいときは、その差額で「自分が本当に使う機能」がどれだけ増えるかを考えてみると、答えが見えやすくなります。
毎日腕につけるものだからこそ、スペック表の数字より「自分のどんな場面で活躍してくれるか」で選びたい。
どちらを迎えるにしても、新しい一台に合わせてバンドを替えれば、それだけで気分は少し新しくなります。
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